民需用のものと軍需用のもの。
はっきりと区別の付くものもあれば、
付かないもの、付けようのないものがある。
例えば、軍服であれば、間違いなく軍需用と考えて良いだろう。
しかし、仕立てる前の生地や糸の段階では区別は付くまい。
軍手や軍足も同じだ。
最近は「作業用手袋」とか「作業用靴下」とかに
名前を変えて売っている場合もあるようだが。
本を正せば軍需用だったのかもしれないが、
今となっては民需でも多数使用されているから、区別は付けられないだろう。
類例は、カレーライス(ライスカレー)、肉じゃが、
コロッケ、等々、食品でもいとまがない。
逆のパターンはと言えば、
蚊遣り線香(最近は蚊取り線香という方が通りが良いかもしれない)、非破壊検査機器、不正輸出で問題になる魚群探知機などもそうだろう。
今は当たり前のように使われている、インターネットも暗号も、本を正せば軍需用。
軍需用から民需用に展開された好例と言える。
だからといって、「兵器」だと目くじらを立てる諸君も居るまい。
日常生活なら出来るのに、仕事とか法とかだと
途端に頭が硬くなるのはぞっとしないことだ。
ニキビ跡を消すのにハイドロキノンを使うのも一苦労とは。